げいるの脳内廃液処理場

管理人げいるの脳内で日々作り出された世迷い言、どーでも良いこと、個人的なメモとして使ってまいります。
一応ツッコミ機能などもムダに装備していたり。

ここに記載されていることは、かなりの勢いで個人的フィルタや個人的バイアスがかかっていますので、全てを鵜呑みにすると危険です。

※2005年1月1日〜2005年8月31日のデータは消えてしまいました。ごめんなさい。
※「最近更新してないなぁ…こいつ生きてるのか?」と思われた方はこちらのTwitterこちらのTwilogをご参照ください。

2008/03/04(Tue) [長年日記]

mixi終わったね。

4/1から利用規約が変更になります。mixiが見れる人はこちらをどぞ。引用云々があると怖いので、要約します。

第18条に「ユーザの日記等の書き込みは、mixi側が国内外を問わず情報を無償かつ非独占的に使用することに許諾する」こと、および「ユーザの著作者人格権の行使放棄」を謳っています。とゆーことはですね、日記やコミュニティに書いた文章の頒布権等はすべてmixi側に持っていかれ、何らかの改変が加われて再頒布がなされて著者の意図しないものになったとしても法的に文句は言えません。さらに、第13条、17条、19条で免責されているとおり、内容の一切の責任はユーザ側にあり、トラブルが発生した場合はmixi側は関知しません。

とどのつまり、極端な話mixiが「あ、この日記のフレーズいいな」として勝手にどこかで使用したとしても、文句も言えません。もしトラブルがあった場合、たとえそれがmixiが勝手に引用した内容だったとしても、ユーザに掛かってくる危険性も考えられます。さらには、2008年4月1日施行ですが過去の内容についても遡って適用されます(附則参照)。

全体公開・友人のみ公開などの種別を問わず、mixi側に蓄積された情報は頒布・複製・改変等の権利をぜーんぶmixi側に無償で持っていかれ、権利の濫用による著作者人格権を使用した異議申し立ては受け付けられなくなります。公開範囲を狭めて内輪ネタで書いていた内容であっても、頒布権がmixi側にある以上、別のステージで公開される可能性があります。

すげーよね。

一応、だいぶ大きなツッコミがあったようで釈明が入ってますが、利用規約外での補足説明に留まるため、履行違反があったとしても法的には弱そうです。

ものすげーよね。

「クローズドなSNSだし『友人まで公開』だから、色々ネタばれとか個人情報とか書いてるよ」と言う方、過去に遡って見直して、消せるものは消したほうがいいと思います。

一応「非独占的許諾」なので、例えばmixiで展開した内容を自費出版したとしてもmixiが「これはウチのだ!」ということはないはずです。が、無償頒布可能とのことなので、複数ルートでの頒布は利用規約上はお咎めなしです。しかも事前許諾は規約上は必要ありません。社会通念上は断罪されるかもですが。

なーんかキナ臭いですな。うちは外部Blogなのであんまり関係ないですが、コミュニティへの書込みや友達の日記へのコメントなど、しばらく大人しくしとこうかな、と。

パンヤー。

あと4回で30回は超えそうです。今日は集中力が足りないので終了。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]
miwapom (2008/03/05(Wed) 11:54)

geocitiesとかの過去の例に何も学んでないっつーことですよねぇ(笑)


げいる <gale{at}studiotsc.com>